どうも、ちゃーこです。
趣味は貯金、特技は浪費、趣味と特技は反比例、いつもいつでもお金が欲しい女です。
とりあえず、お金ください。
節約、貯金、難しいですよね。つい最近給料日が来たと思っても、支払いですぐに消えていきます。「グッバイ、達者でな。」と、勢いよく羽ばたいていく諭吉たち。もう少し財布にいてくれてもいいのに、支払いは待ってくれません。
夫とは数年の同棲を経て結婚、2020年7月に第1子を出産し現在3人家族で生活しています。家計の管理は基本的に私が行い、月末に夫に明細を見せる流れです。現在の状況に落ち着くまで何回か家計管理の方法が変化しています。20代前半、飲み歩きまくって貯金0だった私が、少しずつ貯金が出来るようになっていき、今では投資までするようになりました。投資歴1年目、まだまだ勉強中です。
我が家のライフステージに応じて変化していく家計管理の方法と、現状をまとめてみたので、少しでも参考になれば幸いです。
同棲中の家計管理
夫と付き合って2か月ほど経過したころ、当時実家住まいだった私が、夫の単身用のアパートに転がり込む形で同棲がスタートしました。
単身用のアパートですから、当然、部屋の面積に余裕はなく、2人で部屋にいるときは常に片方ベッドの上で生活している状態でした。
いわゆる押しかけ女房ってやつです。
同棲初期 ~とにかく浪費家だった過去~
家賃、水道光熱費、駐車場など、住まいに必要なお金はすべて夫が支払ってくれていました。家賃や生活費を負担したいと申し出ても、夫は受け取らなかったので、私は食費やレジャーを積極的に負担することで、その分を補っていました。携帯や保険など、毎月必要な個人の固定費は個々で支払っていました。
お恥ずかしい話、この段階で夫婦ともに独身時代の貯金はまったくありませんでした。毎晩の外食は当たり前で、湯水のようにあればあるだけ使う日々。欲しいものは我慢せずにすぐ買っていました。また、当時の私の趣味は、酒、たばこ、ギャンブル…金食い虫の三種の神器。20代前半、遊び盛りだった私は、朝まで飲み倒してスッカラカンなんて、よくあることでした。
反省はしているけど、後悔はしていません。
………………嘘です。あの時、貯めておけばよかったと後悔しています。
同棲中期 ~家計簿開始~
同棲して半年ほどたち、段々とお互いが結婚を意識し始めます。結婚するなら、この狭い部屋にずっと住み続けるのは辛いなあ、と考えて色々と検討した結果、「引っ越し資金が貯まったら結婚しよう」という話に落ち着きます。
ココから我が家の家計簿の歴史がスタート!
まず、最初に2人で生活していくための最低限の支出と、収入の管理から始めました。
家計簿をつけるのが初めてだった私が選んだのがコチラ。
この家計簿は、初めて家計簿に挑戦する共働きの2人にかなりオススメです。
まず、生活に必要な最低限の支出を割り出します。結婚のための貯蓄は必要経費に含めてしまうことにしました。先に貯蓄を引いておくことで、使ってしまうことを防ぐためです。
月々の家賃や二人で生活していくための最低限の支出を確認するとこんな感じ。
家計簿では最低限の必要経費しか記録していなかったため、超ズボラな私でも続けることができました。
改めてみると、家賃、駐車場のコストがかなり低いですね。2人で住むには狭かったので常にすし詰めでしたが、それでもなんとかやっていけました。ユニットバスなのもキッチンが狭いのも、駐車場に変なコケが生えてても、そこまで気にならなかったのは、若気の至りだと思います。
2人ともフルタイムで働いていたため、家にいることは少なく光熱費も抑えられていました。食費については、ストレスを溜めなくていいような金額設定にしました。自炊があまり得意じゃなかったので、夜ご飯の自炊の頻度は週に1~2回、後はコンビニや外食です。お昼ご飯もお互い外で済ましており、それは各自のお小遣いから捻出していました。家計簿をつけ始めてからそれぞれお小遣いができたので、旅行やレジャーなどのデート代も割り勘です。
結婚準備金がかなり少な目ですが、「2年間で50万くらい貯められればいいね」程度の目標で設定。結婚式も希望しておらず、指輪も安価なもので体裁が整えられればいいし、とりあえず引っ越し費用と、新生活を整えるための家具、家電くらいの金額が用意できればいい計算でした。
結婚資金が貯まる前に別れることになった場合、貯金については折半する、と最初に決めていました。結婚をしようと貯金を始めたのに、別れたときのことまで考えているなんて、リスク管理がしっかり出来ていますね。もし、同棲中の方でこの記事をご覧になられてる場合、万が一、別れることになった時のこともしっかり考えて予算を組みましょう。
2人で生活していくための支出が、ある程度整理できたところで次は個人で必要な支出を計算します。上記で記載したものの他は個人のお小遣いでやりくりするようになりました。
双方の収入は月によって開きが大きく、手取りで最低30万円~最高60万円で推移していました。参考までに、家計簿をつけ始めてからの1年目の収入は480万程度でした。
お小遣いの金額を決定する際に、私と夫の収入を足して、必要最低限の経費を引き、残った分を2人で割ってそれぞれのお小遣いと取り決め、上記の費用を個人で賄っていました。
家計簿をつけ始めた当初は、毎月のお小遣いの上限を設定せずに余剰金はすべて分け合っていました。
・収入が月40万だった場合
(収入40万ー必要経費10万)×1/2=お小遣い15万
・収入が月30万だった場合
(収入30万ー必要経費10万)×1/2=お小遣い10万
あればあるだけお小遣い、収入の多い月はウハウハです。最低でも10万円はお小遣いとして自分の生活費が確保できる状態だったので、そこからやりくりをし、少額ずつ、お小遣いを来月に残す取り組みを始めます。この残したお金は、万が一別れたときに実家に戻るのではなく、自分1人で部屋を借りられるようにするための資金にする予定でした。
具体的な目標金額を決めて数字が明確化されていくにつれ、貯金と結婚に対しての希望が高まります。部屋が狭いため、不必要な衣類や小物などは置く場所がなくて徐々に買わ(え)なくなりました。
部屋が狭くて何も買えないのがよかったのかもしれません。
同棲後期 ~お小遣い上限を決定~
数か月経過したころに、「コレ、お小遣い多すぎない?」とやっと気づきます。ちょっと貯金のペースを上げていこうと相談し、毎月のお小遣い上限を決定します。
個人の支出を鑑みて、お小遣いの上限は、月12万円/1人となりました。
その頃の私は、毎月のお小遣いから2~3万円をはコンスタントに残せていたので、こっそりヘソクリしておいて夫の誕生日などのお祝いや、記念日の旅行などに使っていました。
収入が長期的に上振れたこと、お小遣いの上限を決めたことにより、後半になるにつれ貯金ペースは一気に上がり、家計簿をつけ始めてから1年半ほどで、100万円を達成!ゆっくりですが、2人のペースで目標達成できました。
お金が貯まったから、引っ越しと結婚だ~!!
もちろん、結婚の決め手は貯金だけではありません。いつか紹介できればいいなと思いますが、ただ、ただ、のろけるだけの記事になりそうなので、しばらく保留です…。
入籍後しばらくはそのまま…
引っ越しも入籍もスムーズに進み、晴れて新婚さんになりましたが、同棲生活も長かったため、コレといった新鮮味はなかったです。新しく借りた部屋は、最初に同棲を始めた部屋の2倍以上の面積があり、キッチンも広く、バス、トイレは別。また家具、家電も新調し、快適な新生活がスタートします。
思っていたよりも引っ越しにかかる費用を抑えられたこと、入籍をして多方面からお祝いをいただいたことにより、引っ越しをする前より、思いがけず、貯蓄額が増加したのでした。
お祝い、ありがたや…!
▼引っ越してからの必要経費内訳がコチラ。
部屋が広くなったため家賃と水道光熱費が増加しましたが、家計簿のシステムは今までと変動はありません。とにかく家賃を抑えることにこだわって引っ越し先を選定したので、固定費がそこまで大きくならなかったのはよかったと思っています。夫と2人で住むには十分なのですが、子どもが大きくなると手狭になりそうなので、小学生になる前には引っ越しをしようと夫婦で話し合っています。
当時、夫は出張で家を空けることが多く、自分自身のためだけに自炊をするのは非常に面倒に感じたため、ひたすらコンビニやお外でごはんの毎日。ただ、キッチンが広くなったことにより、少しずつやる気が出てきた私は、夫が家にいるときに限り自炊をするようになります。
エンゲル係数はかなり高めでしたが、外食ばかりの日々から少しずつ脱却。やはり、コンビニも外食も自炊に比べたら費用がかさみがちです。今でも自炊は面倒に感じますが、節約のため、そして何より子どもにおいしいごはんを食べてほしいと思い、ちょっとずつ練習しています。
妊娠発覚で本格的に財布を統合&現在の管理体制へ
2019年11月後半、待望の妊娠が発覚。これから子どものためにお金がかかるし、財布が別々だと何かと面倒ということになり、本格的に支出の統合をし、現在の家計簿へ落ち着きます。個々に支払っていた月々の固定費をすべて家計費から出し、これからかかるであろう子どものための費用を貯めるのが目的です。
この家計大改革により、妊娠発覚後の夫婦のお小遣いはそれぞれ月4万円になりました。
個人で管理してい固定費はすべて共用のお財布からだすことになったので、随分スッキリしました。余談になりますが、私は今までのお小遣いをチョコチョコヘソクリしていましたが、夫はすべて使い切っていたそうです。
▼ヘソクリでの投資実績はコチラ。
支出を集約したことにより、不透明な部分がなくなって家計全体のお金の流れがようやく明確になりました。家計管理では収入と支出のバランスが第一と言われています。夫と共同生活をして随分立ちますが、やっとお小遣いではなく家計を管理するスタートラインに立ったと実感しています。
ただ、厄介な点は何か買うときに相談が必要になったこと。今まで自分の洋服や美容室、化粧品などすべてお小遣いで賄っていたので、夫に特段相談もせずに購入していたのですが、やはり、夫婦2人の財布になるので、一応毎回確認をしています。ダメと言われたことはありませんが、どうしても美容室や化粧品は夫より金額が高いので気が引けます。
また、現在は夫婦ともに育休を取得しているため、お昼ごはん代も不要なので、お小遣いは月1万円としています。基本コロナで外に出ることがないので、あまり使い道がありません。
たまにお買い物に出た際にスタバを買ったり、月末にネオモバに入金して、個別株を購入するために使っています。
育児休業給付金の振込の日付が不確定であり、継続しての収入ではないため、収入の管理は一時的に止めています。また、出産に伴い、生活環境がガラッと変化したため、感覚が掴めるまでは特に予算を設定せず、支出のみを記録するようにしています。
紙の家計簿を卒業
家計を統一したことにより紙の家計簿を卒業し、スプレッドシートへの入力へシフト。以前は月末に残った現金を数えていたのですが、最近はキャッシュレスでの支払いばかりになり、時代の変化を感じています。
冒頭で紹介した紙の家計簿には結局4年ほどお世話になりました。
貯金0からきちんと貯めるステップを作ってくれた第一歩なので、本当にオススメです。
最近は何でもアプリやデータで管理できるのでわざわざ紙の家計簿を使う必要はないかもしれませんが、久々に保管していた家計簿を見たら、巻末メモに思いがけないメッセージが…。
当時の夫の気持ちが綴られているのを発見。付き合い始めてから、今までのことを思い返して、胸の奥がキュンとなりました。夫も中々憎いことをしてくれます。
紙の家計簿も悪くないと思いますよ。
2020年12月の支出合計
では、我が家の12月の支出合計をザックリまとめたモノがコチラ。
12月の支出は247,065円です。ここ数年では、かなり高めの着地となりました。
本格的に寒さが厳しくなり、水道光熱費が平均の2倍以上に膨らんだことが原因と考えられます。我が家はプロパンガスなのでガス代が高いのですが、冬場は毎日湯船に浸かります。それに加えて、シャワーの温度調節がうまくいかないことが多く、一度出したらそのまま出しっぱなしにしているため、水道代も高額になっていると考えられます。水道代については、節水シャワーヘッドの購入を予定しています。赤ちゃんがいるのでエアコンはずっとつけっぱなし…。光熱費が高めになってしまうのは、しばらく仕方ないかなと思っています。
12月なので、クリスマスプレゼントとして、お互いにアウトドアブランドのカバンを購入しました。こちらを被服費として計上しています。我が家は夫婦ともに、ファッションに疎いため、被服費は0円の月が多いです。以前はプレゼントもお小遣いから出していたのですが、現在は家計費からになります。
ここ数か月、スプレッドシートで入力してきましたが、家計簿アプリの導入を検討中です。ただ、残念なことにメインで利用してる電子マネー、楽天ペイの利用履歴連携ができるアプリがありませんでした。
早急な楽天ペイ連携対応を願います。
レシート読み込みや、クレカ連携など便利な機能もあるので、しばらく様子見でスプレッドシートと並行して使用していこうと思っています。
今後の目標
20代前半、毎日のように遊び歩いて貯金0だった私は、雑でもいいから家計簿をつけ始めることによって、貯金が出来るようになりました。何にいくら使っているか明確にわかれば、おのずと使い過ぎは防げるようになります。一昔前に流行ったレコーディングダイエットに似ていますね。
現在は夫婦ともに育休中のため、収入が安定せず、ハッキリと目標を立てることが難しいのですが、支出はしっかり管理して、少しでも今後の指数の参考にしようと思っています。
しっかり支出を記録して、自炊や節約を通し、家計のスリム化を図るとともに、投資にあまりいい印象を持っていない夫に、つみたてNISA満額拠出の許可をもらうのが目標です。
小さな支出もコツコツ記録!
最後までお読みいただきありがとうございました★